日本の社会で孤独を感じている子どもは、3人に1人いると言われています。

あなたは、地域に住む子どもたちの名前を何人知っていますか?


笑顔で挨拶をしてくれる子どもがいれば、「問題のなさそうな良い子」だと思うでしょう。

しかしその子どもが悲しそうな顔をしている時、辛そうな顔をしていた時、私たちは気づき、話しかけることができているでしょうか。


実際に「どうしたの?」と、話しかけたとき、相談してくれるだけの信頼関係が築けていなければ、きっと笑顔と共に「大丈夫です!」と答えてくれるでしょう。

それはその子にとって、私たち大人が「信頼のできる人」ではなく、ただ「笑顔で挨拶を返さないといけない人」になってしまっているからではないでしょうか。


逆に子どもたちは、何人の大人を知っているでしょうか。

親や親戚、学校や習い事の先生、実際に子どもに数えてもらってみると、両手で足りてしまいます。中には、片手しかいない子もいます。

皆さんが子どもの頃、何人の大人を知っていましたか?


子どもは、地域に住んでいるだけで、地域コミュニティの中に存在出来ていません。

地域から孤立し、大人の顔色を伺って生きさせるのではなく、私たち大人が子どもの存在に目を向け、子どもの声を聴き、子どもに寄り添わなくてはいけません。


このような問題を背景に轍は寺子屋を立ち上げ、必要な時につながりを持てる地域のネットワーク作りを行っています。


この先、私たちの「どうしたの?」に違った答えが返ってくるようになるでしょう。

「大丈夫です」ではないかもしれない。笑顔ではないかもしれません。

そんな重たい"事実"を大人が一緒に背負い、子どもたちを守らなくてはいけません。


実際に”孤独を感じている子ども”を思い浮かべてみて下さい。

孤独。子ども1人が抱え続けるには重すぎる荷物ではないでしょうか。